板の読み方
板は、約定を待っているすべての買い注文と売り注文をリアルタイムで並べた一覧です。読めるようになると、需給と短期の動きをチャートに現れる前に見て取れます。
買い注文と売り注文
板は二つの側に分かれます。
- 買い注文(ビッド) — 決めた価格以下で買うという注文です。緑で表示され、いちばん高い買い注文が買い側の最上段に来ます。
- 売り注文(アスク) — 決めた価格以上で売るという注文です。赤で表示され、いちばん安い売り注文が中央にいちばん近づきます。
誰かが出す最も高い買値(最良買い気配)と、誰かが受ける最も安い売値(最良売り気配)が中央で向き合います。各行は価格と、その価格に置かれている数量を示します。
スプレッド
最良買い気配と最良売り気配のあいだの差がスプレッドです。差が狭いほど取引が活発で流動性が高いという意味で、直前の約定価格の近くで売買しやすくなります。広いときは流動性が乏しい合図で、その差をまたぐ費用が大きくなり、価格も飛びやすくなります。
Paperex では:スプレッドが板の両側のあいだに表示され、括弧内に比率も出ます。にぎやかな相場で狭まり、閑散とした相場で広がるのを見てみてください。
厚み、壁、薄い板
厚みとは、各価格にどれだけの数量が積まれているかです。これを読むと、価格を動かすのがどれくらい大変かが分かります。
- 壁 — ひとつの価格に飛び抜けて大きな数量が置かれている状態 — は一時的な支持(大きな買いの壁)や抵抗(大きな売りの壁)として働きます。価格がそこでよく足踏みします。
- 薄い板 — 中央付近に数量がほとんどない状態 — では、それほど大きくない成行注文ひとつで価格が何段も押し上げられます。動きが荒くなります。
Paperex は各行の背後に厚みのバーを描いてこれを目で見えるようにしています。バーが長いほど、その価格に置かれた数量が多いということです。
成行注文は板を食べる
成行注文は待ちません。置かれている注文のうち条件の良いものから順に食べながら板を登っていきます。最良売り気配にある数量より多く買えば、次の気配、さらに次の気配で約定します。想定していた価格と実際の平均約定価格の差がスリッページです。板が薄いほど、注文が大きいほど広がります。
メイカーとテイカー
指値注文を置いておくと、板に流動性を足す側になります — メイカーです。成行で即座に約定させると流動性を取る側です — テイカーです。実際の取引所では、板を埋めてくれるメイカーの手数料を安くしていることが多くあります。
試してみる:Paperex で現在値より少し下に指値の買いを置き、自分の注文が
MY の印つきで板に座っているのを見てください — それがメイカーとして買い気配を足している姿です。